地域統合

プロスール(PROSUR)とは?【南米の最新の統合グループ!】でも早くも先行き不安

南米の多くが加盟する最新の統合グループのプロスールですが、できたばかりでありながら、設立の張本人(国)であるチリが2022年3月に脱退を表明したように、早くもその推進力が問われています。そんなプロスールですが、これを知ることで、南米の地域統合の基本を理解できます。
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【メルコスール】メンバー国、追加メンバー、パートナー国まとめ

本記事では、そのオリジナルメンバーと追加メンバー、パートナー国について、まとめていきたいと思います。結論的には、パートナー国を含めると、メルコスールは全ての南米諸国を包摂したグループであると言えます。
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【メルコスールとボリビア】長年正式加盟待ち〜貿易上の関係や加盟経緯は?〜

ベネズエラの次にメルコスールへの正式加入を果たそうとしているのがボリビアです。本記事では、ボリビアのメルコスールでの位置付けや、加入手続きの進展、経済関係などについて簡単に見て行きたいと思います。
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【ベネズエラとメルコスール】加入後5年で資格停止ーその経緯と現在は?

ベネズエラは、2012年にメルコスールに正式加盟し、2017年に「民主主義の断絶」を理由として資格停止を食らいます。本記事では、その加入の経緯、ベネズエラ危機へのメルコスールの一枚岩の対応、その後の自由化・対外共通関税(AEC)設定に向けた動きを紹介します。
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【メルコスール】目標が達成できていない理由なに?4つの原因

結成30年以上が経過したメルコスールですが、結成条約(アスンシオン条約)で掲げられた目標は未だ目標のままであり続けており、メルコスール「単一市場」、あるいは「関税同盟」が完全な形で実現しているとは言えません。本記事では、4つの原因を挙げつつ、その理由を考えていきます。
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【メルコスール】結成30年:実質的・数字上の成果(まとめ)

本記事では、メルコスールの実質的な成果を4つの要素ごとに見ていきたいと思います。
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【メルコスール】結成以来 貿易の「質」は向上した?ようやくのちょっと朗報

本記事では、メルコスールの実質的な成果の一つとして、貿易の「質」が向上したかどうかを見ていきます。結論的には、貿易の「質」はメルコスール結成以来向上しているように見えます。他の実質的成果の指標の分析においてあまりポジティブなデータが見られなかったので、嬉しい結論となりました。
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【メルコスール】域内への海外直接投資の推移は?

本記事では、メルコスールの実質的成果(resultados reales)の一つとして、結成以降の加盟国への海外直接投資(Inversión Extranjera Directa(IED))の推移を見ていきたいと思います。
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【メルコスール】結成30年:輸入の域内依存度の変化は?対外共通関税の効果

本記事では、結成30年以上を迎えたメルコスールの実質的成果を見る上で、AECの効果をみていきたいと思います。結論としては、1992年の対外共通関税設定以降、域外からの輸入に対する域内からの輸入が増大しているとはいえず、むしろ近年は中国の台頭により減退傾向です。
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【メルコスール】結成30年:域内貿易は活性化されているのか?域内貿易依存度の推移

結成30年以上を迎えたメルコスールの実質的成果を見る上で、域内貿易が活性化されているかをみていきたいと思います。結論としては、域内貿易が活性化されているとはいえず、むしろ直近の域内への輸出依存度は低下傾向であると言えます。
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